注文住宅のお風呂ってどれくらいの広さがいいの?設計のポイントとは

公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/02/21


注文住宅の設計で「お風呂はどのくらいの広さがいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか?ゆったりと広いお風呂に憧れる人も多いですが、ほかのスペースとの兼ね合いも考えないと使いにくい間取りとなるため注意が必要です。そこで今回は、注文住宅に適したお風呂の広さについて解説します。

実は一坪で充分?一坪はどれくらいの広さなのか

注文住宅で一般的に採用されることが多いのが、一坪タイプのお風呂です。とはいえ一坪といわれても、具体的にどれくらいの広さかわからないという方もいるでしょう。一坪とは、畳2帖ほどの大きさで、約3.3㎡になります。身近なものでたとえると、シングルサイズの布団(3.15㎡)程度です。

一坪タイプのお風呂は、内寸が1600㎜×1600㎜であることから、1616サイズと呼ばれることもあります。一坪サイズのお風呂の浴槽であれば、誰でも足を伸ばして入れる大きさで、ひとりでの入浴なら充分の広さです。かつて昔は、お風呂のドアが洗い場のほうへ開く折れ戸が主流でしたが、近年では開閉にスペースを取らない引き戸が多くなっており、一坪タイプのお風呂でも快適に使用できます。

ただし、子どもと一緒に入浴をする場合や、ベビーバスを置く前提であれば少し狭く感じることもあるでしょう。そのような場合には、浴槽の大きさは変わらないものの、洗い場が40㎝ほど広くなる1.25坪タイプのお風呂を選ぶほうがよいかも知れません。

脱衣所と洗面台は分けたほうがいい?

日本の住宅では、脱衣所と洗面所をひとつにした「脱衣洗面所」が一般的ですが、脱衣所と洗面所の役割は異なります。脱衣所は、お風呂に入るために衣類を着脱するスペースです。その一方で洗面所は、身だしなみを整える空間であり、洗濯をする場所といえます。

そのため、間取りを自由に設計できる注文住宅では、脱衣所と洗面所は分けるのがおすすめです。脱衣所と洗面所を分けておけば、脱衣所と洗面所を同時に使えるというメリットがあります。家族とはいえ誰かが入浴しているときに、洗面所を使うのは気を遣うものです。脱衣所と洗面所を分けておけば、誰かが入浴中であっても気兼ねなく洗面所を使えます。家族それぞれのペースで動けるので、ストレスなく入浴や身支度ができるだけでなく、時間のロスも減らせます。

さらに、目的ごとの収納が可能になることも脱衣所と洗面所を分けるメリットです。そもそも、脱衣所と洗面所は使用する目的が異なるため、収納するものが違います。タオルや洗剤など、それぞれ必要な場所に収納すれば、整理しやすくなる上に使い勝手もよくなるでしょう。

だだし、脱衣所と洗面所を分けるには、その分の費用やスペースも必要となります。家族構成や生活スタイルによっては、脱衣所と洗面所を分けないほうがよいこともあるかも知れません。脱衣所と洗面所を分けるかどうか迷ったときは、使用頻度をベースに考えてみましょう。脱衣所と洗面所は毎日使う場所なので、家族全員がストレスなく使える空間にすることが大切です。

キッチンとの適切な距離や位置を考えよう

快適な生活ができる間取りにするためには、キッチンやお風呂などの水回りの位置が重要になります。そこで、水回りの適切な距離や位置について解説します。

水回りはまとめて配置する

キッチンや洗面所、お風呂などの水回りは一か所にまとめて配置するほうが、配管設備にかかる費用が抑えられるだけでなく、その後のメンテナンスもしやすくなります。ただし、水回りを住宅の中心部に配置するのは避けましょう。住宅の中心に水回りがあると湿気やカビが広がりやすくなり、住宅の劣化を早める原因になるので要注意です。

使用目的を考えた上で位置を決める

水回りの位置は生活の質にも影響します。たとえば、寝室のとなりにお風呂やトイレを配置すると音が気になったり、キッチンの近くにトイレを配置するとニオイが気になったりすることも考えられます。住み心地のよい間取りにするためにも、水回りの位置には気をつけましょう。

動線を意識した間取りにする

キッチンで料理をしながら洗濯をしたり、洗濯をしながらお風呂の掃除をしたりと、水回りは別の種類の作業でも同時進行で行う必要があります。それぞれの家事を快適に行うためには、水回りの距離は近いほうがよいでしょう。しかし、一か所にまとめると出かける前など時間帯によって混雑しやすくなります。

そのため水回りは、回遊できる円のような動線を意識した間取りにするのがおすすめです。

また、ベランダなど2階に洗濯物を干す場合は、リビングとダイニングキッチンを1階に配置して、お風呂や洗面所、トイレを2階に配置するという選択肢もあります。動線を意識して、家事のストレスを軽減できる間取りにしましょう。

まとめ

お風呂は毎日使う場所だからこそ、利便性を考慮して設計することが大切です。使いやすい間取りにするためには、家族の日常の動きをよく理解した上で、キッチンや洗面所などの水回りの配置にも気をつける必要があります。とはいえ、何から始めたらいいのかわからないという方もいるかも知れません。そんなときは、注文住宅を建てた後に「どのような生活がしたいか」を具体的にイメージしながら考えてみましょう。

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