注文住宅で地下室を作るメリットとは?設計依頼時の注意点もチェック!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/08/23


秘密基地のように趣味を楽しむスペースとして、地下室を検討している方は少なくないでしょう。この記事では、地下室をつくるメリットと設計依頼時の注意点を詳しくご紹介します。地下室は注意点さえ押さえれば、魅力の多い居住空間が実現できます。地下室に興味のある方はぜひチェックしてみてください。

注文住宅で地下室を作るメリット

まずは、注文住宅を建てるときに地下室を作るメリットを4つ取り上げてご紹介します。

土地を有効活用できる

家を建てるときには容積率を考慮しなければなりません。容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合のことですが、特定の条件を満たした場合には地下室は建物全体の3分の1の面積分までは延床面積に加えなくてもよいのです。そのため、地下室なしで建てる住宅よりも、特定の条件を満たした地下室付きの住宅の方が、延床面積を広く建築できるといえます。このように地下室付きの住宅は土地の有効活用に一役買うことが期待できるでしょう。

また、近年、都内の住宅事情は厳しく、十分な敷地を確保できないケースも多く見られます。そんな条件の注文住宅こそ、地下室をつくることで広々と空間を使用できるというメリットが活きるでしょう。

地震に強い

地下室をつくる大きなメリットに、地上の部屋よりも地震に強いことが挙げられます。液状化による浮き上がりなどを除くと、地震が起きたときの被害は地下室の方が地上の部屋よりも抑えられるといわれています。

遮音性が高い

地下室は地盤に囲まれていることから、音がまわりの地盤に吸収されやすく、地下室内で大声を出しても近所迷惑にはなりづらいです。映画を見るシアタールームや、パーティールーム、ゴルフ練習場、プールなどを設けられます。

室温が一定している

四季によって気温の変化がみられる日本でも、地下室なら室温をほぼ一定に保てます。冷暖房を利用する必要なく、外気温に影響されることなく、1年中快適に過ごせるでしょう。

注文住宅で地下室を作る際にかかる費用

地下室は単純に部屋数を増やす以上に手間がかかるため、費用が高額になる傾向があります。ボーリング調査費用・山留め工事費用・防水工事費用・防カビ工事費用などの費用が別途でかかるので確認しましょう。また、地下室をつくるのにかかる費用の相場は、立地条件や地下室の用途によってさまざまです。

地下室の設計を業者に依頼する際に注意するべきポイント

さまざまなメリットがある地下室ですが、その反面でリスクももち合わせています。そこで、地下室を設計する際には、以下のことに注意して万が一に備えましょう。

日当たりを確保する

地下室のなかでも太陽光が照らすエリアをつくりましょう。太陽光が差し込む天窓のことをトップライトと呼ぶので覚えておきましょう。このトップライトをつくることで、地下室でトラブルになりがちな結露やカビをある程度防げます。さらに室内の空気を喚起し、室温を適温に調節するなどメリット満載です。

避難用通路を確保する

また、地下室は台風や豪雨のときに浸水しやすいのも特徴です。地上部分の雨水対策をすることはもちろん、万が一の避難のためにも避難用通路を確保したり、ハザードマップなどを用いて推移をあらかじめ予測したりしておくと安心でしょう。

地下室の広さを検討する

地下室は建築基準法によって「一定の要件を満たしていれば、容積率の算定の基礎となる延床面積には算入されない」ことが定められています。要件を満たしていれば、地下室なしで建てる住宅よりも、特定の条件を満たした地下室付きの住宅の方が、延床面積を広く建築できるのです。

そのため、地下室をつくる際は、要件を満たした地下室にするか、地下室の広さは建物全体の3分の1の面積分より広くするか、狭くするのかをひとつひとつ検討する必要があるでしょう。

まとめ

この記事では、注文住宅で地下室をつくる際のメリットと注意点をご紹介しました。地下室をつくるメリットには、土地を有効活用していること、地震に強いこと、遮音性が高いこと、室温が一定していることが挙げられます。これらの特徴から、地下室はシアタールームや防音室などの趣味を楽しむ空間として利用されることが多いのにも納得できるでしょう。地下室の設計の注意点には、日当たりを確保すること、避難用通路を確保すること、地下室の広さを検討することがあります。快適な地下室空間を実現するためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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