耐震住宅って何?注文住宅の安全性・耐震性を高める方法とは

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/01/18


以前から日本は地震が多い国といわれ、近年は各地で自然災害が多発しています。マイホームをもつなら、地震に強い家を建てたいと考えるのは当然のことでしょう。そこで今回の記事では、耐震住宅とはどんな住宅なのか、そして注文住宅の安全性・耐震性を高める方法について解説しましょう。これからマイホームを建てる方は参考にしてください。

耐震住宅とは?等級についても解説!

耐震住宅とはどんな住宅なのか、具体的には知らない方もいるでしょう。まずは耐震住宅とは何か、そして耐震等級についても解説しましょう。

耐震住宅とは

耐震住宅とは、大地震が発生しても構造躯体に損傷が生じない、または倒壊しない住宅のことです。耐震住宅は、地震の揺れだけではなく、強風による揺れを軽減する機能ももちます。とくに沖縄などの台風が多い地域に住んでいる方には、耐震住宅を選ぶと安心でしょう。

耐震等級とは

耐震等級とは、耐震性能をランクづけしたものです。1等級から3等級まで、3つのランクに分けられます。数字が大きい方が、より耐震性能が強いことを表します。

耐震等級1は建築基準法で耐震基準を満たす最低ラインです。震度6強の地震がきたとき、住宅が傾いたとしても倒れないレベルです。家族が無事であったとしても、住宅自体に大きな損傷は受けるため、もう住めなくなる可能性もあります。

耐震等級2は建築基準法レベルの1.25倍の強度をもち、一般的な病院や学校で採用されている基準です。

耐震等級3は建築基準法レベルの1.5倍の強度をもち、消防署や警察署といった防災拠点を新築するときに採用される基準と同じです。近年では大地震が発生した場合を想定して、耐震等級3の住宅がますます注目されています。これから注文住宅を建てるなら、耐震等級3の耐震住宅を建てるのが安心でしょう。

耐震住宅のメリット

安全性はもちろんですが、耐震住宅にはいくつかのメリットがあります。ここでは耐震住宅を建てるメリットを解説します。

安全に住める

耐震住宅は、もしも大きな自然災害が起きたときでも家族を守ってくれるのがもっとも大きなメリットでしょう。地震や台風、強風などによる揺れを軽減できます。また、地震のときにはキッチンやトイレなど、室内の損害を受けることが多いものです。しかし、耐震住宅なら室内の存在も防いでくれると期待できます。これまで日本各地で大きな地震が発生しており、今後も大地震が発生する可能性が大いにあります。耐震住宅なら、もしものときの被害を抑えられるでしょう。

地震対策にかかる費用が安い

耐震住宅なら、地震対策にかかる費用を安く抑えられます。免振性能や制振性能を備えようとすると、設置するために数十万円から数百万円もかかります。ですから、耐震住宅の方が比較的費用が安いといえるでしょう。

設置制限がない

耐震住宅は、建物全体に耐震工事がされています。そのため、耐震住宅を設計するときは、土地の広さや地盤による設置制限がありません。たとえば、免振性能によって住宅に地震対策する場合、設置制限があるために地下室は設置できません。

しかし、耐震住宅なら地下室の設置なども自由にできます。しっかり地震対策しつつ、自由な間取りで新築したい場合は、耐震住宅を選ぶのがよいといえます。また、耐震住宅を取り扱う業者が数多くあります。対応できる業者が多いことから、自分の好みに合う業者を選べるでしょう。

どのような方法で耐震性を高めているか

多くの方が、揺れに強い住宅に住みたいと考えているでしょう。住宅の耐震性を高めるためには、どうすればいいのでしょうか。ここでは注文住宅の耐震性を高めるための方法を紹介します。

強い壁を増やす

耐震住宅では、壁を増やすことで住宅の強度を大幅に高められます。ただし、壁の数を増やしたことで、使い勝手が悪くなる場合もあります。また、ただ壁の数を増やせばいいわけではなく、バランスよく壁を配置する必要があります。四隅に壁を配置したり、1階と2階の壁の位置をそろえたりする必要があります。

基礎や床を強くする

基礎や床を強くさせると地震が起きたときに建物が変形することを防ぎます。また、壁を強くするなら、基礎や床も強くすることが大切です。壁は床と結合しているため、結合部分の強度を上げる必要もあります。

建物を軽くする

建物が重くなると、地震が起きたときに大きく揺れてしまいます。反対に建物を軽くすると地震による揺れが小さくなります。また、鉄筋コンクリートの住宅より木造住宅の方が、重さが軽くなるといえます。

まとめ

今回は耐震住宅とは何か、そして注文住宅の安全性・耐震性を高める方法について解説しました。近年は日本全国で地震などの自然災害が多発していますが、耐震住宅は地震が起きても倒れにくい家といえます。設置制限がないことから住宅設計するときの自由度が高く、安心して家族が暮らせることも大きなメリットでしょう。耐震住宅を選べば、もしも強い揺れや強風を受けたとしても、長く住み続けられるはずです。

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